<キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン>

カテゴリー:笑って気分爽快に

処方カード

  • 監督:スティーヴン・スピルバーグ 
  • 出演:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハンクス/クリストファー・ウォーケン 他 
  • 上映時間:141分
  • 視聴先:U-NEXT(見放題あり)/Amazon Prime Video(レンタル・購入) 他
  • 即効ポイント:軽やかな追走劇とジャジーなグルーヴで、固まった思考をふっとほぐす

症状

  • 仕事や勉強で頭がパンパン/些細なミスにくよくよ/元気をチャージしたい
  • 合併サイン:睡眠の質低下・肩こり・ため息の増加

あらすじ

1960年代、家を飛び出した高校生フランクは“小切手”から始まる変身の才能を開花。パイロットや医師になりすまし世界を飛び回るが、執念深いFBI捜査官ハンラティが行方を追う…(本作は実際にいた詐欺師のフランク・アバグネイルの逃走劇を映画化したものです)。

ココが刺さる「魅力の三本柱」

  • 演出:60年代の色彩とテンポの良いモンタージュで“罪悪感”より“遊び心”を前景化してます。
  • 演技:無邪気と狡知の間をひらりと渡るレオナルド・ディカプリオと、粘り強さをユーモラスに醸すトム・ハンクスの間合いがGood。
  • 音響:ジョン・ウィリアムズのスウィング/ボサ風スコアが心拍を落ち着かせ、余韻を伸ばします。

推しシーン 3選

推しシーン①(約15分頃/高校の教室)
代役教師になりすます序盤。正面とやや俯瞰の切替が場の空気を一気に掌握する過程を軽妙に見せ、背筋の伸びやチョークの鳴りが“やってみたら案外いける”という高揚を伝える。小さな成功体験の連鎖が、観ているあなたの肩の力も抜いてくれます。
推しシーン②(約45分頃/空港ロビー)
制服姿でCAを引き連れ滑るように歩く名場面。横移動のカメラと群衆の割りがほんの少しずつ道を開け、上体のリズムと視線の配りが“自信”を可視化。靴音とざわめきに音楽が重なり、気分がスッと持ち上がります。
推しシーン③(約95分頃/クリスマスの電話)
受話器越しの攻防。引き気味のカメラが二人の距離を測り直し、表情の陰影が“追う者/追われる者”以上の関係性を滲ませる。青味の光と静けさ、そしてスピルバーグ監督が作り出す軽妙な間合いが、明日を少し優しくする余白を残します。

服用方法

時間帯:天気の良い土曜の午後
同伴者:おひとり様か同伴者と
飲み物・軽食:レモンスカッシュ+軽めのサンドイッチ

副作用・注意

  • 詐欺行為の描写/家族の離別/逮捕シーン/喫煙・飲酒シーンあり
  • つらい場合は 音量を下げる/スキップ/中断(セルフケア最優先)

処方者からのひとこと

完璧じゃなくて大丈夫。軽やかに笑った分だけ、肩の重りは落ちます。深呼吸をひとつ、次の一歩をゆっくり。

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