<サマータイムマシン・ブルース>

カテゴリー:笑って気分爽快に

処方カード

  • 監督:本広克行 
  • 出演:永山瑛太/上野樹里/ムロツヨシ 他
  • 上映時間:107分
  • 視聴先:U-NEXT(見放題)/Amazon Prime Video(レンタルまたは購入) 他
  • 即効ポイント:暑さとグダグダを笑いに変換、思考のクセをゆるめるスイッチ

症状

  • なんだかツキがない・小さな不運が続く・だらけた午後にやる気が湧かない
  • 合併サイン:集中力の低下/ため息の増加

あらすじ

とある大学のSF研究会。前日にクーラーのリモコンが壊れてしまい、夏の猛暑の中でぐったりしている部員たちの前に突然タイムマシンが出現。昨日に戻ってクーラーのリモコンを取ってこようと思ったメンバーだが、タイムトラベルしたことが面白くなり…。

ココが刺さる「魅力の三本柱」

  • 演出:複雑な理屈は脇に、テンポのいい“昨日と今日”の行き来で笑いを積み上げます
  • 演技:等身大の学生ノリと間の取り方が絶妙。素っ頓狂さの中に愛嬌がにじみます
  • 音響:軽快なサウンドと環境音が真夏の空気感を増幅し、気分までカラッとさせます

推しシーン 3選

推しシーン①(部室)
灼ける午後、部室でのグダグダとしたやりとりが一転、妙な金属の“何か”に全員の視線が集まる瞬間。寄りと引きの切り替えがワチャワチャ感を可視化し、誰も話をまとめられない混線ぶりに笑いがこぼれます。台本の外に転げるような反応が、観る側の肩の力も抜いてくれます。

推しシーン②(写真部の暗室)
赤いランプのなか、ぼそぼそ交わされる作戦会議。沈黙と視線の往復が“昨日へ行く”ことのズレを浮かび上がらせ、手元の小道具が小さな事件の気配を生む時間。息を潜める空気にクスッとしつつ、焦りの温度が笑いへ滑っていくのが心地よいです。

推しシーン③(校内の移動)
移動しながらの早口の掛け合い。カメラが一歩引いた途端、騒ぎの全体像が見えてきて“たいした理由じゃない”ことが分かる可笑しさ。夏の光と色が軽快さを押し出し、選択の余地があると気づいた瞬間に、胸のモヤもふっと軽くなります。

服用方法

時間帯:暑い日の夕方~夜
同伴者:おひとり様か、気心知れた友人と
飲み物・軽食:冷えたコーラかビールなど

副作用・注意

  • 大きな物音・急なドタバタの連続が苦手な方は音量控えめで
  • つらい場合は 音量を下げる/スキップ/中断(セルフケア最優先)

処方者からのひとこと

うまくいかない日も、視点を半歩ずらすだけで笑い話になります。今日のモヤモヤは、汗と一緒に流してしまいましょう。

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