<LIFE!>

  • カテゴリー:人生に迷いを感じたとき 

処方カード

  • 監督:ベン・スティラー 
  • 出演:ベン・スティラー/クリステン・ウィグ/ショーン・ペン 他
  • 上映時間:114分
  • 視聴先:Amazon Prime Video(レンタル/購入あり)
  • 即効ポイント::「地図よりコンパス」.
  • 完璧な計画よりも“最初の一歩”が心を進ませる、と映像と音楽が身体に教えてくれます。

症状

  • 何から手を付ければいいか分からない/今の場所に自分の居場所を感じない。
  • 合併サイン:将来の想像するとネガティブな想像しかできない。疲れているのに眠りが浅い、スマホのスクロールが止まらない

あらすじ

世界的写真誌『LIFE』編集部で、地味に真面目に働くウォルター・ミティ。最終号の表紙を飾る“ある一枚”が見当たらない…その謎を追って、彼はニューヨークからグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへ赴くが。空想で逃げ込んでいた世界が、現実の一歩で書き換わっていく…。

ココが刺さる「魅力の三本柱」

  • 演出:空想と現実の切り替えを大胆なスイッチングで可視化し、「踏み出す瞬間」を映画的快感に変えてるカンジが「Good!」です。
  • 演技:ベン・スティラーの“ためらい→決心”の微細な変化や、ショーン・ペンの静かな眼差しが“見る”という行為の尊厳を帯びる感じを醸し出しています。
  • 音・音楽:José González「Stay Alive」、ボウイ「Space Oddity」などが行動の背中を押してくれます。※「Space Oddity」は劇中で重要な決断シーンに響きます。

推しシーン 3選

推しシーン①序盤/オフィスからの一歩)
迷いの渦中で、ウォルターが“飛行機に乗る”決断をする瞬間。はじめの一歩は、理屈ではなく、衝動が体を動かします。

推しシーン②(中盤/アイスランドのロングボード)
火山の灰が舞う道路を滑る長回し。風の音と視界の開放が、思考の霧を一気に晴らす感じを、体感できます。

推しシーン③(終盤/“25番”の意味)
追い求めてきた写真の真意が明かされる場面。いままでのことが報われるステキなラスト。

服用方法

時間帯:週末の午前(見終わったら外に出られる時間)。
同伴者:ひとり or 気兼ねのない相手と。
飲み物・軽食:コーラ片手に。

副作用・注意

  • 高所・海・災害描写/仕事のリストラ・キャリア不安に触れる場面あり
  • 体調によりスキップ・音量下げ推奨。

処方者からのひとこと

人生の岐路は、いつも「完璧な答え」より「十分に正しい小さな一歩」で開けるものです。チョットだけでも行動してみましょう。

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